ハロルドとモード観てきました!!
ものすごく良かったです。
感想の前にまずは本人確認について書こうか。
もぎりのところで顔写真付き身分証とチケットを見せます。
必ず。
とはいえちゃんと見てるんか分からん感じでサクッと通れた。名前が合ってるのか見てるのかな?
身分証の写真が指で隠れてしまったからちゃんと見せろと言われるかなと思ったけど言われなかったから、たぶん名前のところ見てる気がするわ。
以下、盛大にネタバレ。
ハロルドとモードですが、
ハロルドもモードも人としてなんかヤバかった。笑
現代だとちょっといろいろとあかんやつ。笑
でもね、モードはハロルドを救い、ハロルドはモードを救ったんだと思うの。
ちょっとトーマの心臓とかの感じというか、愛というものを疑う相手に愛とは何かを分け与えるというか、そういう愛と救いの物語でした。
ハロルドの行動や語り主体で進むけど、なんだかんだでやっぱりモードが主役だったかなぁ。ハロルドに出会う前のモードがどんな人生だったのかも気になってしまった。たぶん、ハロルドに出逢えて彩りが増えたのはモードのほうなのではないかなとさえ思う。
そしてハロルドはきっとモードのことを乗り越えて、本来の優しい青年になりいつかは誰を愛して結婚するんだろうなーとか思った。
しかし、モードを抱いたのか?マジか?とか思っちゃったよね。笑
あと、機能不全家族なハロルド母の愛情とハロルドの孤独がいつかは分かり合えるといいなーとか思いました。
あとね、普通に結婚するとか家庭を持つとかそーいうことにこだわることに対する危うさとか、マイノリティの未来を否定してはいけないんだよなぁとか、いろんな愛のカタチとか正しさとは何かとかを考えさせられた。愛って深いんだよなぁ。
ハロルドとモード原作とか映画とか今も入手可能なら観たいです。
あと、ハロルドとこーじくんの親和性よね。ハロルド役が似合う。孤独抱えてるわりに甘えたがりの構ってちゃんですぐ泣く。すぐ突拍子もない事やっちゃうし人見知りなのに人懐っこいところとかもこーじくん似合うよねって感じでした。終始可愛かった。可愛すぎて凄かった。スタイルいいのが座っていても分かる。繊細なお顔になってた。可愛かった。観に行けて良かった。
感動して泣いた。
とても考えさせられたテーマだったからあとで自分の中で掘り下げて考えたい。
やっぱり、舞台っていいねー。
ドラマとかコンサートとは違う感動がある。
脇を固める役者さんたちも皆さん芸達者の名俳優たちだからもうすごい大船に乗った感じのブレのない舞台でした。本当に観に行けて良かった。
最後まで何事もなく完走出来ますように祈ってます。
なお、観客はわりと大人が多かったです。白髪の方とかもいたし、ミドル世代な男性もいました。舞台だからかなぁ年齢層はコンサートとかより高めかなと思いました。
あと過去のハロルドとモードどんな感じだったのか気になったー。藤井流星くんのハロルドとか佐藤勝利くんのハロルドとか、どんな感じだったんだろうなー。他のキャストさんもどんな人たちだったんかなー。あとで調べよーっと。
あ、ハロルドの位置は下手寄りだけど大体お顔はモードのほう向いてるから、舞台中央よりちょっと上手寄りの席がベストなのではなかろうかと思いました。私は下手寄りだったのでキスシーンめっちゃ浴びました。笑
あと前の方の席でもオペラグラスあるほうが良いと思う。持参しなかったことをちょっと後悔した。