ハロルドとモードの備忘録。
私が観た公演で、渡辺いっけいさんがセリフ飛ぶパプニング。こーじくんも咄嗟にフォローというか場が白まないようにしてた。
あと、こーじくんも一回セリフを甘噛みしてた。どこだったかなー、ちょっと言い直したところあったんだよね。
そう思うと、御年90歳の黒柳徹子さんすごいよね。90歳であんだけ声出て、台本は手元にあるとはいえセリフ間違わないんだもん。やー生涯現役って半端ないなー。見習いたい。
戸田恵子さんは本当にブレない。声も通るし演技も素晴らしい。毒親なのに毒親っぽくないの。愛情を持ってハロルドと向き合ってるんだけども、どこか一方通行気味なのよね。親子ってたまに難しいよね、よくあることなんだけど、ハロルドのお母さんは少し過保護なのかなぁ過保護なようで自分本位というか、難しいんだけど戸田さんはさすがでした。すごく良い演技だった。
片桐仁さんも良かったよー。こーじくんと黒柳徹子さん以外のキャストさんたちはみんな1人で何役もやるんだけど、医者役の片桐さんとポリス役の片桐さんと軍人役の片桐さんはそれぞれなんとなく違っていてどれも良い演技でした。さすがです。
こーじくんとキスシーンがある桜井日奈子さんも良かったよー。ひとりで何役もやるの大変だろうなーと思いつつ、3回こーじくんとお見合いできるの羨ましい…じゃなくて、こーじくんとキスシーンは本当にコミカルなシーンで面白かったです。
こーじくんも演技良かった。引き込まれました。ハロルドとモードが木登りして絶景を観るシーンとか、ハロルドがモードのお家に行ってモードの写真をもらうシーンとか、2人の会話だけで情景を完全に脳内補完できるレベルで良い演技でした。
朗読劇って本当に面白いなーと思ったよ。想像力でシーンを補完していくんだけど、演技が出来てないと他のことが気になって情景が思い描けないんだけど、演技が良いと映画を見てるかのように仕草や空気感までリアルに想像できちゃうのね。人間の脳みそってすごいね。
あと、カーテンコールのこと。
はじめはキャストみんなでお辞儀、次がこーじくんと徹子さんの2人でお辞儀、そしてもう一度2人で出てこーじくんがお手振り、スタンディングオベーションでもう一度こーじくんと徹子さんで徹子さんがお手振りしてくれてこーじくんがモードにヤキモチ。もう一回出てきて2人でお手振り。そしておしまい。だったかな?
何度も出てきてくれて、こーじくんも徹子さんも可愛かった。
こーじくん本当に素敵でした。