そして、人間の顔や仕草が定まるのは、三十を過ぎてからだと思う。生きてきた様が表に出てくるのよ。二十代までは若さと見栄のほうが前面に出るけど、そこ過ぎるとそれまで蓄積してきたことが滲んでくるのよ。
さてSnowManの次のシングル曲のMV出ましたね。MVの前にジャケ写やキービジュアルとかも出てたでしょ。ビジュアル見た時、なんで感光してる写真使ってんだろうって思った。感光した失敗写真じゃなくて、感光したみたいな効果を入れた写真だったのね。最初びっくりしたよ。
で、MVと曲の感想。
まずはダンスのこと。もうSnowManはアクロバットしないんだなぁと改めて思ったね。ダンスがハローハロー以上にゆるっとしてるように見えた。ダンプラとかまだ出てないから分かんないけども。ただ、SnowManのダンスがバッチバチだったのは、なんだかんだでデビュー曲までだったな…とか思ってしまうの。9人になってからデビューするまでの短い期間に披露された曲とダンスが好きかもしれない。
ビジュアルは今のほうが仕上がってるのだけどね。
あと、今回の曲よね。王道ジャニーズソング。きっと映画にはマッチするんだと思うのよね。でも、それ抜きにただ曲として聞く分だとひーくんメインだとちょっとキツいかな正直。どうしてもひーくんは大人でカッコいい印象だから、キラキラ可愛いを全面に出す曲のメインに据えると違和感があるというか。そもそもSnowManは既に大人だし声質ももう立派に大人だしキャンディボイス系いないから、王道ジャニーズソングはけっこう違和感出てしまう。そんな気がするのです。悪い意味じゃなくて、かっこいいの方向のほうが似合うと思うという話し。
あと、曲調が単純になんか古い。新しさがない。エッジが無い。
イメージ的には、平井堅のポップスターの劣化版みたいな感じがした。ポップスターは名曲中の名曲。あの雰囲気を出そうとして出せなかったみたいな。そしてSnowManよりももっと若いグループが歌うほうが良い曲だと思う。少年忍者とか。
MVの世界観。80年代というより60年代くらいのポップさじゃないかな？80年代はもう少しバブリーさがあるはず。最近の人たちの80年代感は実際のところもう少し古い時代を差してることが多いと思う。ピクニックの感じも、どっちかというとペップバーンとかが活躍していた頃のアメリカな感じがある気がするので、やっぱり60年代な雰囲気だと思うのよね。80年代ってゴーストバスターズとかグーニーズとかでしょ？もう少し派手なのよ。80年代って。お洋服の感じも80年代はオーバーサイズ気味だとしてももっと硬質なカッチリとしたシャープなラインなのよね。
…とか思ってしまうけど、なんとなくレトロ意識してるのは分かる。
あ！あと、シンメがどうのこうのってのは、私はそこまでシンメにこだわらないというか、なんなら、さっくんは舘さんとのほうがダンスの相性はいいと思ってるし、ふっかさんは翔太くんかあべちゃんとのほうがバランス良いような気がする派。こーじくんとめめは仲良しだけどシンメにはならないと思うし、今のSnowManは固定ペアでの動き方はあんまり映えないと思ってます。いろんな組み合わせでくるくる変わるのが良いと思うのよ。なので、シンメでエモいとかは無いです。まあ、ひーくんはふっかさんにとても信頼を置いてるんだなとは思ったけども。
てな感じで、めちゃくちゃ酷評してますが、
音楽番組とかで聴くとドキドキしてしまうんだろうなぁとは思う。チョロいヲタクですから。
でも、ただただ、SnowManはもう30代になるのよねってことを、逆に強く感じるようなキラキラ眩しい曲だなぁと、これ系は今後はなかなかシングルにならないかもしれないので、ある意味貴重なのかもと思った。
大事にしていきましょう。
そしてたぶん、手元にCD届いたらまた印象変わる気がしてる。楽しみです。
