そしてまたサイレントのことを書く。
想くん家族の前では喋るって設定らしいし、湊斗とお喋りしたみたいですね。そのシーンを無断転載してるのを見かけたわけですが（言い方）、想くんの発声は気になりました。私の認識だと確かそれなりの年齢まで聴こえて喋れてた人は、その後もわりと発声はできると思っていたのです。
わたし２日間くらいの簡単な手話講習受けたことあるけども、その時の先生は若い頃は聞こえてたけど今はほぼ聞こえないという人でした。でも、講演出来るくらいに流暢に喋っていました。とても綺麗に発声する人だったから見た目には全然障がいがあるように見えなかったです。そして、唇の動きと表情で察すると仰っていたかな、コミュニケーションスキルも高くて、とても素敵な人でした。手話覚えると楽しそうと思えたくらいに先生も講習も素晴らしかった。
話しずれていくのだが、手話はいろんな種類があって、世界共通ではないし、なんなら日本の中でもいくつか種類があるみたいな感じらしいです。なので、ひとつの手話だけ習得しても他の手話を使う人とは上手くコミュニケーション取れないそうです。似ているけど違うみたいな。当然、海外だとまた手話も違うそうです。
私、なんとなく手話は世界共通言語みたいなのかなぁと思っていたから、それを知った時はそうなんだーー言語の壁ってあるんだーーと衝撃を受けた記憶があります。
私も年齢重ねたからか、福祉や介護の分野に興味が出てきてるんです。誰かを支えることまではできなくても多少は役に立てるような人間になれたらいいなみたいな、ボヤッとした気持ちですけども。手話覚えてみたいなぁ。点字も知りたいなぁ。
わたしはリアルだとそんなに上手くいかないようなことを美談にするような御涙頂戴系テレビドラマは大嫌いなのだけど、こうやって社会福祉的な事に関心を寄せるきっかけになるのなら、それはそれで無意味ではないのかもですね。
